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トルコリラ特集

研究報告:トルコOECD諸国で最悪の地下経済2016-01-25 02:33

新たな研究によると、未登録の経済(地下経済)のトルコでの割合が、OECD諸国のどの国よりも大きいという。 
 
裏経済の国内総生産に占める割合は28.72%だと研究報告書の作成者であるイスタンブールのボスポラス大学経済学部のジェイヒュン・エルギンさんは話した。 
 
エストニアとメキシコが僅差でトルコに続いており、それぞれ28.70%、28.1%となっている。 
 
アメリカが最高記録で裏経済の割合はたったの7.95%で、8.07%でスイスが続いている。 
 
このカテゴリーではオーストリア、ルクセンブルグ、日本もまたOECDでトップ5に入っている。
 
イタリアとギリシャは地下経済に苦闘するヨーロッパの他の2国となっている。 
 
世界の161か国の間での地下経済の割合の平均値は22%であるというエルギンさんの研究報告は、トルコが世界平均よりも悪いことを意味している。 
 
研究では過去10年以上に渡ってトルコは地下経済の割合を減らす改善を何も示していないといい、(このままだと)トルコ共和国建国100周年となる2023年まで平均値を上回ったままであると予想される。
 
エルギンさんは2023年にはトルコの地下経済が占める割合は24%になるだろうと考えている。 
 
報告書はまた、1950年代以来のトルコの実績について公開している。
 
1950年代には地下経済の占める割合は50%であったが、1990年代の終わりまでには30%に急落している。 
 
しかしながら、1990年代以降、この問題の割り合いは27%から29%の間で変動している。 
 
報告書を説明しながら、エルギンさんは、未登録の経済は、減税や未登録雇用でのみ発生するのではないと強調し、オンラインショッピングでのエラーや、違法取引、サービス残業の賃金もまたこの値を高くしていると説明した。 
 
正式な登記を避けることもまた、企業がコストをカットするのを助けてるのだと彼は説明した。 
 
エルギンさんは、特に4つの指標で影の経済の割合を下げるよう改善するべきであると言っている。 
 
1つ目は、登録される経済において、堅調な成長を確保することであり、これは新しいビジネス分野や実経済を促す1つの重要な前提条件である。
 
エルギンさんによれば、また、政治的な安定性と低いインフレ率により予測可能性の増大が助長され、影の経済を減らすのだが、汚職に取組む協調的な努力もまた影の経済の割合を減らすことに貢献するという。

出典:cappadociapress(http://cappadociapress.net/)