半減期とはマイニングによる報酬が半分することです。
ビットコインはマイニング報酬を支払う際に新しいコインを発行します。つまり、マイニングをすればするほど発行されるコインの数が増えていきます。半減期が設定されているのは市場に流通するコインの総量を抑え、その価値を保つことを目的としています。
ビットコインなどは発行される総枚数が2100万枚と決まっており、このままのペースでマイニングが行われた場合、2140年ころにすべてのコインが発行されると考えられています。その一方でリップルのように半減期が存在しないコインなどもあるため注意が必要です。
半減期が訪れると、マイナーへの報酬が半分となるわけですが、価格の上昇やトランザクション手数料などによってマイナーの収益は確保できると考えられています。これまでも半減期に際しては価格が中長期的に見れば上昇しているケースが多くなっています。