まず昨日の動きですが、米株が大幅下落となって引けています。FOMCでは25bpの利下げが決定されていますが、先行きに対する利下げの思惑が後退する格好となっています。パウエルFRB議長は経済データ次第といった姿勢を崩しておらず、市場はこの中立的なスタンスに動揺する展開となっています。市場の行きすぎた期待に対する修正が入っているものと思われます。また、米国債利回りは2年債が上昇する一方で10年債利回りなどが低下しています。ドルは上昇しており、全体的に修正の動きが意識されたのではないでしょうか。ドル円も108円台後半での推移です。
こうした動きを受けて、