それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株が大きく下落しての引けです。トランプ大統領の弾劾に対する思惑から乱高下しましたが、引けにかけて売り圧力が強まる展開となっています。米中貿易摩擦の先行きに対する警戒感も意識されており、リスク回避的な動きが強まりました。米国債利回りが大幅に低下する中でドルの上値は抑えられており、ドル円は一時107円を割り込む流れとなりました。
こうした動きを受けて、今日の東京株式市場は売り圧力が強まりそうです。ダウが100ドル超の下落となり、ドル円が107円台前半での推移となる中で売り圧力が強まるでしょう。ここ最近は底堅い動きが維持されてきましたが、それに対する調整の動きなどもあり、下値を拡大するのではないかとみています。また、為替相場も上値の重い展開からドル円が再度107円を割り込む可能性が高いのではないかとみています。米国債利回りの大幅低下なども警戒されそうで、下値を拡大する可能性もあるでしょう。