それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株がまちまちで引けています。ポジション調整の動きが入る一方で米中貿易摩擦に対する警戒感が後退していることなどを好感し、ダウは底堅い動きが維持されています。連日の高値更新の流れであり、先行きに対する期待感が強まっています。ただ、買われ過ぎ感も意識されていることもあり、新規の材料待ちといった状況になりつつあるようにも思われます。米国の金融政策で早期の利下げ観測が後退していることもあり、過度の楽観は禁物でしょう。その一方で早期の利下げ観測の後退が米国債利回りを押し上げ、ドルに対する買い意欲を強める要因となっています。ドル円は109円台を回復しており、リスク志向の動きの強まりとあわせて円安基調となっています。
こうした動きを受けて、