それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株が小幅まちまちで引けています。朝方は調整の動きが意識されて下げ幅を拡大する場面もありましたが、買い戻しの動きが強まり、ダウはプラス圏での引けとなっています。リスク回避的な動きは強まらず、堅調地合いとなっています。為替相場はドルの上値が重くなっています。ポンドに対する買いが強まったことで上値を抑えられています。ただ、米国債市場がベテランズデーで休場となったこともあり、大きな動きにはなっていません。ドル円は109円台での推移で、底堅い動きが展開されました。
こうした動きを受けて、今日の東京市場は株式市場が底堅い動きとなるのではないでしょうか。米株は小幅まちまちながら、引けにかけて買い戻しの動きが強まっており、市場には先行きに対する楽観的な見方が維持されています。ただ、市場全体で見ると様子見ムードが意識されており、大きな動きにはなりにくいのではないでしょうか。米国の金融政策の先行きに対する警戒感もあり、積極的には買い進みにくいところではないでしょうか。為替相場はドル円は底堅い動きを見せるのではないかとみています。109円を一時的に割り込むといった動きは十分に考えられますが、下値を拡大するといった展開にはなりにくいのではないでしょうか。
