それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、 米株が小幅まちまちでの引けとなっています。朝方はダウが100ドル超の上昇となるなど買い戻しの動きが強まりましたが、コロナウィルスの影響が不透明ということもあり、引けにかけて上げ幅を縮小してダウがマイナス圏に沈みました。先行きに対する警戒感は根強いものの、9ドル安での引けであり、まずは様子見といったところではないでしょうか。米国債利回りも小動きで、ドルも小幅下落といった動きとなっています。ドル円も方向感の見えにくい展開となっています。
こうした動きを受けて、 今日の東京市場はやや上値の重い展開となるのではないでしょうか。昨日の上昇に対する調整の動きが意識されそうで、売り圧力が強まりそうです。ダウが引けにかけて下落したことも懸念されるところです。ただ、ドル円の方向感の見えない展開などもあり、積極的に売り込むといった動きになるかは不透明です。東京時間帯も様子見ムードが強まりそうで、為替相場も大きな動きにはなりにくいのではないかとみています。