それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株が小幅まちまちでの引けです。ダウは朝方100ドル超の上昇となるなどリスク志向の動きが強まりましたが、利食い売りなどに上値を抑えられ、結局マイナス圏での引けとなっています。一方、NASDAQやS&P500は上げ幅を縮小しながらもプラス圏での引けとなっており、市場に警戒感が強まるといった雰囲気ではなさそうです。とはいえ、パウエルFRB議長がまだはっきりとはしないとしながらもコロナウィルスの影響に対する懸念を述べており、先行きには不透明感も漂うところとなっています。ただ、米国債利回りは持ち直し基調となっています。しかし、ドルは上値を抑えられるなど、ここまでの動きに対する調整の動きが入っています。ドル円は109円台後半での動きであり、底堅い動きは維持されています。
こうした動きを受けて、