それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株が大幅上昇となって引けています。ダウが1170ドル高となるなど、急激な買い戻しがみられています。世界的な金融緩和の流れが期待される中でリスク回避的な動きが巻き戻されています。米国債利回りは朝方は金融緩和の流れを意識して低下していましたが、米株の急騰を背景に下げ幅を縮小し、長期債利回りが大きく上昇する流れとなっています。また、こうした動きを受けてドルに対する買い意欲が意識され、ドル円は107円台半ばで推移しています。
こうした動きを受けて、 今日の東京市場は日経平均が上昇する可能性が高そうです。ダウは1000ドルを超える状況となる中で日本株も買い戻しの動きが強まりそうです。為替相場もリスク回避的な動きが巻き戻される中で円に対する売りが意識されそうです。米国債利回りの持ち直しなどもあり、ドル円はしっかりとした動きとなるのではないでしょうか。日中は大きな動きにはなりにくいところですが、比較的底堅い動きが展開されるとみています。