それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米国株式市場はダウが大きく上昇する動きとなっています。FRBの動きなどを好感しての動きが継続しており、朝方から買い優勢の流れとなっています。日中は一時上値を抑えられたもののプラス圏を維持し、引けにかけて再度買いの流れが強まり、ダウは520ドル高水準まで上昇しています。リスク志向の動きが強まる中で米国債利回りは上昇し、ドルインデックスもしっかりとした動きとなっています。ただ、ドル円はそこまで大きな動きにはなっておらず、円に対する買い意欲も根強い状況です。ただ、リスク志向の動きが強まる中で、底堅い動きは維持されているといった局面と言えそうです。
こうした動きを受けて、今日の東京市場は株式市場が底堅い動きとなりそうです。ドル円はやや上値の重さも意識されていますが、堅調地合いであり、米株は大きく上昇しています。リスク志向の動きが意識される中で買い意欲は根強いでしょう。ただ、昨日の段階で日経平均は1000円超の上昇となっており、それに対する調整の動きが入る可能性は十分にあるでしょう。日中は意外と伸び悩む可能性は高そうで、その点は意識しておいたほうが良いのではないかとみています。為替相場はドル円が107円台半ばでの推移となるのではないでしょうか。大きな動きにはなりにくいのではないかとみていますが、ドルインデックスの上昇などもあり、下値の堅さは意識されそうです。