それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米国株式市場では米株が下落しての引けとなっています。FOMC議事要旨の公表を受けて株安、債券安、ドル高といった動きとなっています。ガイダンスの明確化が9月めどから後退などといった思惑からリスク回避的な動きが意識される状況です。ドルの上昇基調が意識されたことで金が大きく下落しての動きです。また、ドル円は106円台を回復しての動きとなっています。
こうした動きを受けて、東京市場では株価がやや上値の重い展開となるのではないかとみています。ドル円が106円台を回復したことで下値は支えられそうですが、リスク回避的な動きが意識される中で売り圧力が意識されそうです。さらに昨日の上昇などに対する調整の動きも意識されそうで、マイナス圏での推移となりやすいのではないかとみています。また、ドル円ですが、106円台を維持することができるかどうかに注目です。株価が軟調地合いとなれば割り込む可能性はありそうですが、ドルに対する買い戻しの動きが意識される中で下値は堅そうです。