それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米国株式市場はレーバーデーの祝日のため休場となっています。債券市場も休場です。欧州株はプラス圏での引けとなっています。買い戻しの動きが意識されており、持ち直し基調が強まっています。ただ、EUと英国の交渉が難航しており、合意なき離脱に対する警戒感が強まる中でポンドに対する売り圧力が強まっており、これがドルの下値を支える展開となっています。ドル円もしっかりとした動きが展開されています。
こうした動きを受けて、東京市場では日経平均株価が底堅い動きとなるのではないでしょうか。欧州株の買い戻しの動きなどが意識されそうで、しっかりとした動きが展開されそうです。ドル円も106円台での推移であり、現状ではこの水準を維持する可能性が高そうです。株価がしっかりとした動きとなればドル円も底堅い動きとなるでしょう。ただ、米国市場が休場だったこともあり、大きな動きにはなりにくいところではないかとみています。