それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米国株式市場は下落しての引けです。日中は前日終値を挟んでの動きが継続し、朝方は米国の追加財政策に対する期待感から上昇したものの、調整売り圧力の強まりにマイナス圏に転じ、米地区連銀経済報告を受けて再度持ち直したものの、引けにかけては下値を拡大する動きとなっています。米地区連銀経済報告に関してはそこまでのサプライズは無かったものの、米経済の堅調が意識される状況となっています。ただ、リスク志向の動きは強まっておらず、先行きに対する警戒感は強まっています。コロナウィルスの感染拡大に対する懸念が強く、特に欧州株の売りが強まっています。また、米国債利回りは上昇する一方で、ドルインデックスは大きく下落しています。ドル円は104円台半ばでの推移であり、上値の重い展開となっています。
こうした動きを受けて、