それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米国株式市場は大幅上昇となって引けています。欧州株の上昇や買い戻しの動きが意識され、ダウは420ドル高水準での引けです。米大統領選挙を控えて日中は利食い売りに抑えられる場面もありましたが、引けにかけて持ち直す動きとなっています。朝方、一時27000ドルを回復するなど買い意欲が強まっています。リスク志向の動きが意識される展開となっています。為替相場はドルは大きな動きにはなっていませんが、底堅い動きが展開されています。ECBの追加金融緩和に対する思惑からユーロに対する売りが意識され、ドルの下値が支えられました。ドル円はレンジ圏での動きで、方向感の見えにくい展開となっています。
こうした動きを受けて、東京市場では日経平均がしっかりとした動きとなるのではないでしょうか。ダウの上昇などと背景に買い意欲が強まる可能性が高そうです。為替相場もドル円はリスク志向の動きを受けて円安に進みやすい状況です。大きな動きにはなりにくいとみていますが、しっかりとした動きが維持されるのではないかとみています。