それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米国株式市場はダウが下落、NASDAQなどが上昇となって引けています。市場全体の流れとしてはリスク志向の動きが維持されているようにも思われますが、調整の動きからダウは上値を抑えられています。とはいえ、20ドル安水準ですので積極的に売り込まれたといった展開にはなっていません。また、ドルインデックスは堅調地合いとなり、ドル円も底堅い動きが展開されています。米国債市場は休場となっています。
こうした動きを受けて、東京市場では日経平均がやや調整の動きが意識されて上値を抑えられるのではないでしょうか。とはいえ、積極的に売り込む展開にはなりにくそうで、日中は前日終値を挟んでの動きとなるのではないかとみています。ドル円もそこまで大きな動きにはなりにくそうで、105円台半ばでの推移を継続するのではないかとみています。ドルインデックスの上昇が意識されていますが、引けにかけて抑えられたことを考えると、ドル円もやや上値の重さが意識されるのではないかとみています。