それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米国株式市場は上昇しての引けとなっています。ダウは一時マイナス圏に沈む場面もありましたが、買い戻しの動きに下値を支えられる動きとなり、堅調推移となっています。経済指標の堅調を受けて米経済の先行きに対する楽観的な見方が強まっており、リスク志向の動きが展開されました。そうした中でドルインデックスは下落し、ドル円も上値の重い展開となっています。ドルの先安観は根強く、警戒感が高まる状況となっています。
こうした動きを受けて、東京市場では日経平均が堅調地合いとなるのではないでしょうか。ドル円の上値は重いものの、株式市場はリスク志向の動きが意識されている状況であり、日本株にも買いの流れが意識されるのではないでしょうか。ドル円にしてもリスク志向の動きから円に対する売り圧力が意識される可能性があり、そうなればしっかりとした動きが展開されるのではないでしょうか。