それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米国株式市場は大幅下落となって引けています。FOMCを受けて下げ幅を拡大する展開となっていますが、朝方から売りの流れが強まっており、高値警戒感が意識される状況となっています。経済の先行きに対する懸念も強まっており、ダウは630ドル安水準での引けとなっています。一時730ドル安水準まで下落したことを考えると若干したねからは持ち直したものの、大幅下落となっています。リスク回避的な動きを受けてドルは安全資産としての買いが意識される状況です。一方で米国債利回りは下落しています。ドル円は104円台にまで上昇していますがクロス円は軟調地合いとなっています。
こうした動きを受けて、東京市場では日経平均が大きく下落する展開となりそうです。ドル円は104円台に入っていますが、米株の大幅下落が嫌気されそうで、売り優勢の流れとなりそうです。ドル円にしても株価が大きく下落すれば104円を割り込んでもおかしくはありません。リスク回避的な動きが強まる状況ですので、警戒感が高まりそうです。