それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米国株式市場はまちまちでの引けとなっています。ダウが調整の動きに抑えられる一方、NASDAQは米国債利回りの低下などを背景に上値を拡大する展開となっています。やや荒っぽい動きが展開されていますが、インフラ投資に対する先行き不透明感も意識されており、楽観的なムードは若干修正される局面となっています。コロナウィルスの変異株に対する警戒感も強まっています。ただ、米経済の足元はしっかりとしており、積極的に売り込むといった展開にもなりにくいところでしょう。また、米国債利回りは大きく低下し、10年債利回りは1.50%を大きく割り込んでいます。一方でドルは小幅に上昇しています。ポンドに対する売りの流れが意識されており、ドルの下値が支えられる展開となりました。
こうした動きを受けて、