明けましておめでとうございます。
2022年もよろしくお願い申し上げます。
それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米国株式市場は大きく上昇しての引けとなっています。オミクロン株に対する警戒感が和らいでいることや足元の経済に対する楽観的な見方などからリスク志向の動きが強まる展開となっています。朝方はポジション調整の動きを背景にマイナス圏での推移となったダウも、売り一巡後は買い戻しの動きが強まり、引けにかけて上値を拡大しました。高値圏での引けとなり、240ドル高水準となっています。S&P500指数も上昇して史上最高値を更新しました。また、為替相場はドルインデックスが上昇しての推移となっています。早期利上げ観測から米国債利回りが長期債を中心に大幅上昇となり、ドル買い圧力が強まる展開となっています。ユーロ/ドルが1.13ドルを割り込む動きであり、ドルインデックスは96を回復しています。また、ドル/円も底堅い動きが展開されました。
こうした動きを受けて、東京市場では日経平均株価が大きく上昇するのではないでしょうか。米株の上昇や円安基調を眺めて底堅い動きが展開されるのではないでしょうか。リスク志向の動きが強まる中で29000円台を回復する可能性が高いのではないかとみています。一方、為替相場はドルに対する買い意欲が根強く、ドル/円は115円台前半から中盤での動きとなるのではないでしょうか。大きな動きにはなりにくいのではないかとみていますが、堅調地合いは維持されそうです。