それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株が大きく下落しての引けとなっています。ウクライナ情勢の緊迫化を背景にリスク回避的な動きが強まり、ダウが一時710ドル安水準まで下落する展開となり、売り一巡後は下げ幅を縮小したものの、結局480ドル安での引けとなっています。ロシアは大使館員にウクライナからの退去を指示しており、侵攻に対する懸念が強まっています。また、米国も追加制裁発動の動きを見せており、対立が先鋭化しています。ブリンケン米国務長官とラブロフ露外相との会談が中止となっており、警戒感が高まる状況です。こうした中で米国債利回りは短期債が大幅上昇となる一方で長期債利回りは上値を抑えられています。そうした中でドルはやや上値の重い展開となりましたが、安全資産としてのドルに対する買いの流れが引けにかけて意識され、ドルインデックスは前営業日比変わらず前後の水準まで押し戻しています。
こうした動きを受けて、