それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株がまちまちでの引けとなりました。ウクライナ情勢の緊迫化や米欧の対ロシア制裁などを背景にリスク回避的な動きが強まり、ダウが一時590ドル安水準まで下落しました。しかし、売り一巡後は買い戻しの動きも見られ、NASDAQやS&P500がプラス圏に浮上しました。ダウも160ドル安水準まで下げ幅を縮小しており、警戒感は高まっていません。ただ、米国債利回りが急激に下落し、一方でドルは堅調地合いとなっていることなどからリスク回避的な動きも強まっている状況といえるでしょう。さらに商品価格が急騰しており、インフレに対する懸念も意識されています。先行きに対する不透明感は強い状況であり、円も買われやすい地合いとなってドル/円が115円を挟んでの水準にまで下落しています。
こうした動きを受けて、