それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株が大幅下落となって引けています。ウクライナ情勢の先行きに対する不透明感や原油などの商品価格が大幅上昇となったことなどを背景にインフレ懸念が強まり、リスク回避的な動きが意識される流れとなっています。ダウは引けにかけて下げ幅を拡大し、結局790ドル安水準となるなど、日中安値圏での引けとなりました。一方、米国債利回りはインフレ懸念から債券売りの流れが強まったことで短期債利回りを中心に上昇基調となっています。米国の金融引き締めが意識される中で債券に対する調整売りが強まりました。また、ドルは米国債利回りの上昇や安全資産としてのドル買いの流れが意識されて上昇し、ドルインデックスは99を突破する動きとなっています。ドル/円も115円台を回復し、堅調地合いとなっています。
こうした動きを受けて、