それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株が下落しての引けとなりました。日中はやや荒い動きであり、一時ダウが580ドル高水準まで上昇する展開となりました。しかし、エネルギー価格の上昇などが警戒され、インフレ懸念から米国の金融引き締めに対する思惑が強まり、結局ダウは180ドル安水準での引けとなりました。原油は高値からは調整の動きが入ったものの、4ドル超の上昇となっています。英米がロシア産の原油輸入禁止といった動きを見せており、買われやすい地合いが継続しています。金も大幅上昇で2000ドルを突破しての引けとなっています。為替相場ではドルインデックスがここまでの上昇に対する調整の動きから小幅に下落しています。一時99を割り込む動きとなりましたが、積極的に売り込む流れにはならず、目先は99を回復しての動きとなっています。ドル/円は115円台中盤での動きとなるなど底堅い動きを見せています。リスク回避的な動きは意識されているものの、米国債利回りの上昇やドルの先高観などを背景にドル/円は底堅い動きとなりました。
こうした動きを受けて、