それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株が下落しての引けとなっています。インフレ圧力の強まりやウクライナ情勢の先行き不透明感などが意識される中でリスク回避的な動きが強まりました。さらにパウエルFRB議長が5月のFOMCでの50bpの利上げの可能性について言及したことが警戒される状況となっています。ダウは一時410ドル安となるなど売り圧力が強まりました。しかし、積極的に売り込む展開にはならず、売り一巡後は買い戻しの動きが強まり、結局ダウは200ドル安水準となりました。また、米国債利回りはインフレ圧力高まりやパウエルFRB議長の発言を受けて大幅に上昇しての引けとなっています。ドルインデックスも上昇しての推移です。ドル/円は119円台半ばまで上昇しており、日米の金融政策の違いなどからドル/円の上昇圧力が強まる局面となっています。
こうした動きを受けて、