それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株が上昇しての引けとなっています。日本株や欧州株の上昇などを背景に朝方から買いの流れが意識されました。原油価格が軟調となったことでインフレに対する警戒感が若干和らいだことも好感されています。また、米国の金融引き締めに対する思惑から利ザヤの改善が期待されている金融株に対する買い意欲が強まり、下値を支える展開となりました。原油価格は下げ幅を縮小したものの、米株に対する買い意欲は根強く、ダウは200ドル超の上昇となって引けました。また、米国債利回りは大幅続伸となっています。利上げに対する思惑から債券売りの流れが強まっています。その一方でドルインデックスは方向感の見えにくい動きとなっています。ただ、ドル/円は一時121円を付けるなど上値を拡大しています。中銀の政策に対する思惑から円売り圧力が強まり、ドル/円、クロス円は大幅上昇となっています。
こうした動きを受けて、