それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株が下落しての引けとなっています。ロシアが非友好国に対し、天然ガス取引の支払いをルーブル建てとすることを要求といった報道を受けて原油価格が大きく上昇し、インフレに対する警戒感が強まり、リスク回避的な動きが意識されました。ダウは引けにかけて下げ幅を拡大し、日中安値圏での引けとなっています。また、米国債利回りは大幅下落となっています。インフレに対する警戒感が強まったものの、米株の下落などを受けて調整の動きが入り、30年債利回りが0.1%の下落となるなど下げ幅を拡大しています。また、ドルは米国債利回りが大幅低下となったものの、欧州通貨の軟調地合いを背景に底堅い動きとなっています。円は欧州通貨に対しては買われやす動きとなりましたが、ドル/円が121円台での推移となっていることなどを受けてクロス円も底堅い動きが展開されています。
こうした動きを受けて、