それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株が大きく下落しての引けとなっています。ダウは引けにかけて下げ幅を拡大する展開で550ドル安水準となっています。ここまでの上昇に対する調整の動きや米国の金融引き締めに対する思惑、長短金利差の縮小などが意識されてリスク回避的な動きが強まりました。米国債利回りは短期債が上昇し長期債が下落する動きとなっています。終値では2年債利回りと10年債利回りが逆転とはなりませんでしたが、いずれも2.33%台となるなど、ほぼ同水準となっています。市場のリセッションに対する警戒感が高まる流れとなっています。また、為替相場ではドルインデックスが上昇しての推移です。98を回復するなど上値を拡大しています。ユーロに対する調整売りが意識される中でドルの下値が支えられています。一方で円も買われる展開となっています。リスク回避的な動きが強まる中で円買い圧力が強まりました。ドル/円は121円台後半での推移となっており、上値の重さが意識されています。125円到達後に調整の動きが強まっており、目先の天井といった見方も出ています。
こうした動きを受けて、