それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株が上昇しての引けとなっています。朝方は金融引き締めに対する思惑からダウが300ドル超の下落となりましたが、売り一巡後は買い戻しの動きが強まり、80ドル高での引けとなりました。底堅い動きから一時200ドル超の上昇となるなど、リスク回避的な動きが巻き戻される展開となっています。また、米国債利回りはまちまちでの引けとなっています。金融引き締めに対する思惑から債券に対する売り圧力は根強く、長期債利回りが大幅上昇となっていますが、調整の動きから2年債利回りなどが低下しての引けとなっています。長短金利差が拡大する動きとなっており、リセッションに対する警戒感が若干和らぐ流れが継続しています。一方、為替相場はドルインデックスが堅調地合いとなり、ドル/円も124円を意識しての動きとなっています。ただ、ユーロ/ドルなどは上値を抑えられており、全体的には小動きで方向感の見えにくい流れとなりました。
こうした動きを受けて、