それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は大幅下落となって引けています。先週末の米国の消費者物価指数を受けた利上げ加速に対する警戒感からリスク回避的な動きが継続しており、ダウが一時1000ドル超の下げ幅となりました。そこからは若干持ち直したものの、結局870ドル安水準での引けとなっており、警戒感は強まっています。その他の市場は米国債利回りが大幅上昇となっており、長短金利が逆転するところも出てきています。リセッション入りに対する懸念は高まっており、リスク回避的な動きが今後も強まる可能性もあるでしょう。また、米国債利回りの上昇などを受けてドルが大きく上昇しており、ドル/円は一時135円台を付けました。ただ、リスク回避的な動きが意識される中で円買い圧力が強まったことでドル/円はほぼ変わらず、クロス円は軒並み大幅下落といった動きとなりました。
こうした動きを受けて、