それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は下落しての引けとなりました。米国の経済指標は耐久財受注や中古住宅成約指数が市場予想を上回ったことでリスク志向の動きが意識されましたが、ダラス連銀製造業活動指数が悪化したことで上値を抑えられる展開となりました。全体的には大きな動きにはなっておらず、方向感の見えにくい流れとなりましたが、ダウは結局60ドル安水準での引けとなっています。また、米国債入札の不調を受けて米国債利回りが上昇基調を強める一方、ドルはユーロに対する買い意欲が強まったことでドルインデックスが下落する流れとなっています。ただ、ドル/円は堅調地合いとなっており、クロス円もしっかりとした動きが展開されました。日米の金融政策の先行きに対する思惑から円が売られやすい地合いは継続しています。
こうした動きを受けて、