それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株はまちまちでの引けとなりました。ダウはインフレに対する警戒感などから朝方から売り圧力が強まり、一時620ドル安水準まで下落しました。しかし、売り一巡後は値ごろ感からの買い戻しが見られ、さらにウォーラーFRB理事が100bpの利上げに否定的な見方を示したことでリスク回避的な動きが巻き戻される動きとなりました。ダウは結局140ドル安水準まで押し戻され、30630ドルでの引けとなっています。また、米国債利回りはまちまちでの引けとなっています。米国の金融政策に対する思惑が交錯する中でやや方向感の見えにくい展開となっていますが、2年債利回りが低下し、10年債利回りが上昇するなど、逆転した金利差が縮小する流れとなっています。また、ドルインデックスは上昇しており、ドル/円が139円台での推移となっています。
こうした動きを受けて、