それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は上昇しての引けとなっています。米国の100bpの利上げに対する見方が後退しており、リスク回避的な動きが巻き戻される展開となっています。ただ、住宅関連の指標が予想に届かず、足元の経済に対する警戒感も根強い状況です。ダウは一時180ドル安水準まで下落し、そこから持ち直し基調となって47ドルドル高の31874ドルで引けました。一方、米国債利回りはまちまちでの推移となっています。10年債利回りが上昇し、2年債利回りとの逆転の動きに若干の修正が入っています。全体的にはやや債券に対する買いが入りやすい状況ということができそうです。また、為替相場ではドルが底堅い動きとなりました。ユーロやポンドに対する調整売りが意識されてドルの下値が支えられました。ドル/円も底堅い動きで138円台前半から中盤での推移となっています。
こうした動きを受けて、