それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は下落しての引けとなっています。足元の米経済に対する警戒感やロシアからの天然ガス供給に対する警戒感から欧州株が下落したことなどを背景にリスク回避的な動きが強まる展開となっています。ダウは228ドル安の31761ドルでの引けとなって引けています。FOMCを控えていることもあり積極的に売り込むといった展開にはなりにくかったものの、調整売りなどを受けて売り優勢の展開となりました。また、米国債利回りは上昇しての引けとなりました。米株の軟調地合いを眺めて債券に対する買い圧力が強まる場面もありましたが、FOMCを控えてポジション調整の動きが意識されました。また、ドルインデックスは大きく上昇しての推移です。ユーロに対する売り圧力が強まり、反射的にドルが買われる流れとなりました。また、ドル/円はリスク回避的な動きを受けて上値を抑えられる場面もありましたが、売り一巡後は持ち直し基調を強めて上値を拡大しました。ただ、クロス円はまちまちとなっており、ユーロ/円が大きく下落しました。
こうした動きを受けて、