それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は下落しての引けとなりました。米消費者物価指数の発表を控えて日中は大きな動きとはなりませんでしたが、米国債利回りの上昇などを背景にハイテク銘柄に対する売りの流れが意識されて軟調地合いとなりました。ダウは58ドル安の32774ドルでの引けとなっています。インフレに対する警戒感から米国債利回りは堅調地合いとなっていますが、ドルは小幅に下落する流れとなっています。米3年債入札が堅調となったことで債券に対する売りの流れが巻き戻され、利回りの上値が抑えられたこともドルの上値を抑える展開となっています。一方、ドル/円は135円台を回復するなどしっかりとした動きが展開されています。日米金利差の拡大に対する思惑から、円に対する売りの流れがくすぶる状況となっています。
こうした動きを受けて、