それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株はまちまちでの引けとなりました。米生産者物価指数が市場予想を下回り、インフレ懸念が後退したことなどを受けてリスク志向の動きが意識され、ダウは朝方340ドル高水準まで上昇しました。しかし、買い一巡後は米国のタカ派的な金融政策は維持されるとの思惑や買われ過ぎ感などが意識されて上値を抑えられ、結局ダウは27ドル高の33336ドルでの引けとなりました。一方、米国債利回りは長期債利回りが大幅上昇となって引けています。調整の動きが強まる中で10年債利回りは100bp超の上昇となっています。また、ドルは小幅に下落する流れとなっています。米国の金融政策に対する思惑から一時売り圧力が強まりましたが、米国債利回りの大幅上昇などを背景に下げ幅を縮小する展開となっています。ドル/円は133円台前半での推移となっています。円は全体的には方向感の見えにくい状況で、様子見ムードが強まりました。
こうした動きを受けて、