それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は上昇しての引けとなりました。朝方は中国の経済指標の悪化などを背景にリスク回避的な動きが強まり、ダウは178ドル安まで下落しました。しかし、売り一巡後はインフレに対する警戒感が後退していることなどを背景に買い戻しの動きが強まり、結局151ドル高の33912ドルでの引けとなりました。米国の金融政策において、大幅利上げに対する警戒感が和らいでおり、リスク志向の動きが意識される状況となっています。ただ、当局者からはタカ派的な発言が繰り返されており、やや不透明感が高まる状況となっているように思われるところです。また、米国債利回りは低下しての推移です。しかし、ドルインデックスは上昇しています。欧州経済の先行き不透明感などを背景にユーロが売られやすい地合いとなっており、ドルの下値が支えられています。しかし、ドル/円は上値の重い展開となり、クロス円も円高基調となって推移しています。円に対する買い戻しの動きが意識されており、ドル/円は133円台前半での推移となっています。
こうした動きを受けて、