それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株はまちまちでの引けとなりました。米経済指標はまちまちとなりましたが、全体的には堅調なものとなった事、さらにウォルマートなどの決算が好調だったことやインフレに対する警戒感が後退したことなどが好感され、ダウが上値を拡大しました。ダウは約4か月ぶりの高値水準まで上昇しています。ただ、米国債利回りが短期債を中心に上昇したことを受けてNASDAQが上値を抑えられました。米国債利回りは2年債利回りが大きく上昇する一方、30年債利回りは低下しての推移となりました。また、ドルインデックスは小幅に下落する一方、円は大きく下落しました。ドル/円は134円台まで上昇し、ユーロ/円やポンド/円は1円以上の上昇となっています。ダウの上昇からリスク志向の動きが意識され、円売り圧力が強まる流れとなっています。
こうした動きを受けて、