それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は上昇しての引けとなりました。原油価格が大きく下落したことを背景にインフレに対する警戒感が後退し、リスク志向の動きが強まりました。為替相場はドル/円が一時145円を意識しての動きとなりましたが、上昇一服後はドル売りの流れが強まったことで下落しています。米国債利回りの大幅低下も意識されており、ドル買いが一服する状況となっています。
こうした動きを受けて、東京市場では日経平均が買い優勢の流れとなりそうです。調整の動きが意識される中で上値を拡大するのではないでしょうか。為替相場もドル/円などは円安基調が一服するのではないでしょうか。とはいえ、9月のFOMCにおいて、75bpの利上げの可能性は高く、楽観的なムードにもなりにくいところではないでしょうか。