それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は急落しての引けとなっています。ダウが1276ドル安となるなど、リスク回避的な動きの強まる流れとなっています。米国のCPIが市場予想を上回ったことでインフレに対する警戒感が強まっており、利上げ加速に対する懸念から売り圧力が強まる展開となりました。米国債利回りも2年債利回りが一時20bpの上昇となるなど債券売り圧力が強まっています。ただ、30年債利回りは株安などを背景にマイナス圏に転じての引けとなりました。また、ドルインデックスは大幅上昇となっており、ドル/円も144円台後半まで上昇しています。ドル買い圧力が急激に高まっており、ユーロ/ドルはパリティを割り込んでいます。
こうした動きを受けて、