それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は小幅に上昇しての引けとなりました。インフレに対する警戒感からリスク回避的な動きが意識される一方、前営業日の大幅下落に対する買い戻しの動きや生産者物価指数が2か月連続マイナスとなったことなどを背景に買い戻しの動きが意識されました。日中は前営業日終値を挟んでの動きとなり、ダウは一時219ドル安となる場面もありましたが、引けにかけて持ち直し、30ドル高の31135ドルでの引けとなりました。米国債利回りは短期債利回りが上昇する一方、長期債利回りが下落しており、逆イールドがさらに拡大しています。リセッション入りに対する警戒感が強まる展開となっています。また、為替相場はドルインデックスが下落しての推移となっています。ユーロ/ドルがパリティを挟んでの動きとなり、円はレートチェックの報道を受けて買われやすい地合いとなりました。ただ、日米金利差の拡大に対する思惑から、ドル/円が積極的に売られる流れにはならず、目先は143円を挟んでの動きが展開されていまう。
こうした動きを受けて、