それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は上昇しての引けとなりました。今週のFOMCでの大幅利上げに対する警戒感は根強いものの、ポジション調整の動きから買い戻しの動きが強まりました。100bpの利上げに対する懸念がそこまでは高まっていないことなどもリスク回避的な動きの巻き戻しを意識させる展開となっています。ダウは引けにかけて上げ幅を拡大し、197ドル高の31019ドルでの引けとなりました。また、米国債利回りは大きく上昇しての引けとなっています。金融引き締めに対する思惑や米株の上昇などが債券売り圧力を強める流れとなっています。ただ、30年債利回りは小幅な上げ幅であり、2年債利回りと30年債利回りの逆イールドが拡大する展開となっています。ドルインデックスは小幅に下落しての推移です。大きな動きにはなっていませんが、調整の動きやECBの金融引き締めに対する思惑などがドルの上値を抑えました。一方、ドル/円は143円台を回復するなど堅調地合いとなって推移しています。株高などを眺めて円売り圧力が強まりました。
こうした動きを受けて、