それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株はまちまちでの引けとなりました。パウエルFRB議長の発言を受けてリスク志向の動きが意識される場面もありましたが、ISM製造業景況指数が50割れとなったことで米国のリセッションに対する警戒感が強まったことや、前営業日の大幅上昇に対する調整の動きなどが意識されて上値を抑えられました。ダウは194ドル安の34395ドルでの引けとなる一方、NASDAQはプラス圏での引けとなりました。また、米国債利回りは大幅下落となっています。長期債利回りを中心に下げ幅を拡大しており、10bp超の下落となっています。2年債利回りと30年債利回りの逆イールドが拡大しており、警戒感が強まりました。米国債利回りの低下を受けてドルが大幅下落となっており、ドルインデックスは105を割り込んで下値を拡大しています。ドル/円も2円超の下落となっており、135円台前半まで押し込まれています。クロス円も売り優勢となっています。
こうした動きを受けて、