それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は続伸しての引けとなっています。英国の減税計画撤回を受けて金融市場の混乱に対する警戒感が後退したことが引き続き意識され、リスク志向の動きが展開されています。ここまでの下落に対する調整の動きも買いの流れを強めました。朝方ダウは652ドル高となり、結局上値を削ったものの337ドル高の30523ドルで引けました。一方、米国債利回りはまちまちでの引けとなっています。朝方は債券に対する買い戻しの動きが意識されたものの株高や金融引き締めに対する思惑から債券に対する売りも見られ、30年債利回りがプラス圏に浮上しました。また、為替相場はドルインデックスが底堅い動きとなり、112台前半での推移となっています。ただ、全体的に様子見ムードから方向感の見えにくい流れとなり小動きとなりました。ドル/円は149円台前半での推移となっています。
こうした動きを受けて、