それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は下落しての引けとなりました。ポジション調整の動きが意識される中で上値の重い展開となっています。朝方は下げ幅を拡大し、ダウが270ドル安水準まで下落しましたが、売り一巡後は米国の利上げペースの減速に対する思惑から持ち直し、一時20ドル高水準まで上昇しました。ただ、上値の重さが意識され、結局128ドル安の32732ドルでの引けとなりました。また、米国債利回りは上昇しての引けとなっています。欧州債利回りの上昇や11月のFOMCでの75bpの利上げに対する思惑などから短期債利回りを中心に上げ幅を拡大しました。一方、為替相場ではドルインデックスが上昇しての推移。米国債利回りの上昇などを背景に、ユーロ/ドルが0.99ドルを割り込んでの推移となっています。また、ドル/円は148円台半ばから後半まで上昇する展開となっています。クロス円も全体的には底堅い動きが意識されました。
こうした動きを受けて、