それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は下落しての引けとなりました。朝方は買い戻しの動きが意識されましたが、ISM製造業景気指数が市場予想を上回ったことなどを背景に米国の利上げ減速に対する期待感が後退し、リスク回避的な動きが強まりました。ダウは240ドル高水準から240ドル安水準まで下落する展開となりました。ただ、FOMCを控えて積極的に売り込む流れにはならず、引けにかけて下げ渋りました。結局ダウは79ドル安の32653ドルでの引けとなりました。また、米国債利回りは短期債利回りが上昇する一方、長期債利回りが低下する動きとなりました。2年債利回りと30年債利回りの逆イールドが拡大する展開となり、市場には警戒感が強まっています。また、ドルインデックスは前営業日終値を挟んでの動きが展開されています。ドル/円は一時147円割れの水準まで押し込まれましたが、その後はドル売りが巻き戻されたことでドル/円も148円台を回復する動きとなりました。
こうした動きを受けて、