それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は下落しての引けとなりました。米国の金融政策に対する警戒感から売りの流れが意識され、ダウは一時400ドル超の下落となりました。しかし、米雇用統計を控えて持ち高調整の動きが意識され、一時プラス圏に浮上する場面もありました。ただ、引けにかけて再度上値を抑えられ、結局146ドル安の32001ドルでの引けとなりました。一方、米国債利回りは短期債を中心に上げ幅を拡大しており、2年債利回りと30年債利回りの逆イールドが拡大する展開となりました。米国の早期利上げ打ち止めに対する期待感の後退から、債券売りが意識されています。そうした動きを受けてドルインデックスは大幅上昇となっています。113を挟んでの動きで、上値を拡大しています。特に75bpの利上げをした英中銀がハト派的な意向を示したことでポンドに対する売りの流れが強まっています。ポンド/ドルは1.11ドル台半ばまで下落しています。また、ドルインデックスの上昇を眺めてドル/円も底堅い動きとなりました。
こうした動きを受けて、