それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は上昇しての引けとなりました。米中間選挙の投票日ということで様子見ムードが意識される場面もありましたが、米国の利上げペースの減速に対する期待感からリスク志向の動きが意識されやすく、米株は堅調地合いが維持されました。米国債利回りも低下しての動きで、ドルインデックスは軟調地合いです。リスク志向の動きが意識される中でドル/円は1円超の下落となっています。ドル売りの流れが意識される中で売り圧力が強まりました。ドル/円の大幅下落を眺めてクロス円も軟調地合いとなっています。
こうした動きを受けて、東京市場では日経平均が買いの流れを維持するのではないかとみています。ここまでの上昇に対する調整の動きも見られそうですが、ダウが333ドル高となった事などを好感して下値が支えられそうです。また、ドル/円は145円台半ばまで下落していますが、ここからさらに売り込む流れとなるかは不透明であり、目先は下げ渋るのではないかとみています。