それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は大きく上昇しての引けとなりました。米消費者物価指数が市場予想を下回ったことで米国の利上げペースの減速に対する期待感が高まり、リスク志向の動きが意識されました。ダウは1200ドル超の上昇となり、米国債利回りは大幅低下、ドルインデックスは大きく下落しています。ドル/円は一時140円台を付けるなど、5円以上の下落となり、クロス円もつれ安となりました。円は主要通貨に対して独歩高となっており、ここまでの円安が大きく巻き戻されました。
こうした動きを受けて、東京市場では日経平均が大幅上昇となりそうです。ドル/円は下落していますが、ダウが1200ドル超の上昇となっており、日経平均にも買い戻しの動きが強まりそうです。昨日の下落に対する調整の動きも意識されそうで、大幅上昇となる可能性も高まっています。一方、ドル/円は朝方から若干持ち直しています。ドル売りの流れが強まるなkで積極的に買い進まれるかは不透明なところですが、大幅下落に対する修正の動きは意識されそうで、下値は堅そうです。141円台半ばから後半での推移となるのではないかとみています。