それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は上昇しての引けとなりました。米国の卸売物価指数が市場予想を下回ったことでインフレに対する警戒感が和らぎ、米国の利上げペースの減速に対する期待感が高まりリスク志向の動きが強まりました。ダウは一時450ドル高となるなど上値を拡大する展開となりました。しかし、その後ロシアのミサイルがポーランドに着弾し2人が死亡といった報道が流れたことで地政学的リスクが高まり、ダウはマイナス圏に転じる動きとなりました。引けにかけて持ち直す動きとなりましたが、ダウは56ドル高の33592ドルでの引けとなるなど、上値を抑えられました。また、米国債利回りは大きく低下しての推移となっています。米経済指標を受けて債券に対する買い戻しの動きが強まっています。また、ドルも上値の重い展開となりました。ドル/円は経済指標発表を受けて一時137円台まで下落しましたが、その後は持ち直して目先139円台前半での推移となっています。
こうした動きを受けて、