それでは、今日のFXの戦略を考えてみましょう。
まず昨日の動きですが、米株は上昇しての引けとなりました。米CPIが市場予想を下回ったことを背景に、タカ派的な金融政策に対する警戒感が後退し、リスク志向の動きが強まりました。ダウは一時700ドル超の上昇となるなど上値を拡大する展開となりました。ただ、買い一巡後はFOMCを控えていることもあって調整の動きが意識され、一時マイナス圏に転じる動きとなりました。ただ、先行きに対する期待感が高まる中で買い戻しの動きが入り、引けにかけて持ち直して103ドル高の34108ドルでの引けとなりました。一方、米国債利回りは大幅下落となって引けました。2年債利回りなどは10bpの下げとなるなど債券に対する買い戻しの動きが強まりました。米国債利回りの大幅低下を背景にドルインデックスは大幅下落となり、ドル/円は2円以上の下落となりました。
こうした動きを受けて、